先日mikoさんにいただいたビーズ作品に感動して、
「ビーズで何か作ることにしたから」
とカミさんに言ったのが思わぬ展開に!
まず、ビーズ作りは絶対に反対!と言われる。
「私の辞書の中に、ビーズを作る男は存在しない!」
おぉ〜。なんかそのセリフ回しがかっこいい・・・
などと感心してどうする。
さらに続く
「男のあなたがビーズを作るということは、女の私がフンドシを締めて
海で泳ぐようなものだ! 」
すごいです、その発想。
終いには
「男を止めるのか、ビーズを止めるのかどっちかにして!」
という究極の選択を迫られる。
『じ、じゃあさぁ、ビーズ制作はあきらめるよ。
その代わりゲームボーイを買わせてもらう。 』
なぜゲームボーイが関係あるのか、という議論は省く。
ビーズにお金を費やすことができないのなら、他の欲しいものに、その
お金を費やさせてもらう!という気持ちが働いた。
「?ゲームボーイ・・・なら、いいけど・・・」
商談成立(なのか?)
カミさんも、妙な展開だなぁといぶかしげに思ってるようでしたが、
まぁビーズを作らないなら・・・と思ったようです。
結局ビーズ制作は夢で終わってしまうのであろうか・・・。
(本人は全然あきらめてないんですけどね/苦笑)
ここで一つ問いたいのは、世の中の目から見て、男がビーズでモノを
作ることはおかしいのだろうか?
既に自分の中では「創作活動」というフィルターを通してしまうと、
常識から外れてしまうところがあるので・・・。
例えば、自分の彼氏や旦那さんが突然ビーズでチマチマ小物を
作り始めたとしたら、どうします?
やっぱり「止めて!」と止めますか?
今回のビーズ談義でふと思い出したことがありました。
あれは幼稚園の発表会の時でした。
クラスで出し物を練習して、公民館などで発表するというものでした。
僕の場合は、確か3つのクラスがまとまって、演奏をしたんだと思います。
あろうことか、僕は「指揮者」に選ばれました。
今考えれば、非常に光栄なことです。
でも、僕はショックでした。他に演奏したい楽器があったからです。
後日、母親と一緒に先生のところに、泣きながら談判しに行きました。
「先生、僕あれがやりたいんです!手で持つ鉄琴みたいなやつ」
『ああ、ベルリラね。あれ、女の子しか演奏できないのよ(笑)』
「・・・。 煤iT□T;)」
もう、顔が真っ赤になって、恥ずかしくて逃げ出したかったです。
あれはショックでした。あんなに恥ずかしいのは生まれて初めての
経験だったんでしょうね。
今でもよく覚えてますもの。
ビーズ制作とベルリラかぁ。
なんだか因果めいたものを感じてしまいました。
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